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愛善みずほ会創立75周年

愛善酵素農法

愛善みずほ会が発足当初から提唱している天産物自給自足を根幹とした農業理念をもとに、大自然の法則、リサイクルに素直な農業(環境保全型持続性農業)で、それを具現したものが、バイオテクノロジーの原点、微生物農法〝愛善酵素農法〟です。

大自然の運行循環を支えるものは、大自然の恵みによって生きる生物そのものです。自然界のリサイクルは生物の分泌する酵素の分解作用、合成作用が大きく関与し、その機能によって影響されます。植物の生育は光と水と空気、それに土が加わって初めて行われ、その生産性も左右されます。特に農作物は、その栽培する土の機能に大きく影響されます。土の機能を高めるには、土壌の理化学的条件の改善と土中生物の生態系を整え、その活性化を高めなくてはなりません。

自然界に生息する、あらゆる生命体が生命を持続していく上で、なくてはならないその素が〝酵素〟です。特に農業における土壌の生理は、土中に生息する土壌微生物、中でも1gの土の中に生息する数億〜100億におよぶ土壌微生物が生産する酵素が重要な関わりを持ち、この機能の高い土を作ることが土づくりの基本となります。この土づくりによる機能が最も理想的に功を奏したとき、農作物の生産量は急速に上昇し、食糧増産に貢献するのです。

さらに、酵素発酵液を葉面散布することにより、植物の生長に不可欠な光合成機能を高め、糖の生産を増やし、植物の生長点発育・花芽の充実など、さまざまな効果があり、食味の良い作物が収穫できます。

この酵素の発酵技術を応用した良質な堆肥と発酵肥料の施用、葉面散布の3つの柱からなる独自の栽培技術による、安全・安心、そして美味しい作物づくりの取り組みが「愛善酵素農法」です。