toggle
愛善みずほ会創立73周年

愛善みずほ会創立70周年に寄せて-11

〝みろくの世〟の姿「天産物自給経済」を目指して

■ 「神さまのお光りをまともに出して」

 その後、昭和56年にいたり、愛善みずほ会創立33年に当たるその年に一大転機のときを迎えた。同年5月、三代教主は愛善みずほ会の人事体制を刷新され、同会の〝新たな出発〟を指示されたのである。
 三代教主はその折、新役員とのご面会の席上、次のようにお話しになっている。
 「これからのみずほ会は、神さまのお光りをまともに出して進展してください。
 食糧の問題がどういうものであるかは、いまに人類が身を以〈も〉って体験させられるでしょう。
 開祖さまは、掌〈てのひら〉にくっついたお土も有難〈ありがた〉いと思わねばならないと申されました。けっきょく、土づくりを農の本〈もと〉にさしていただきましょう。
 近代農業と昔からの農業とが、調和のとれた自給自足の道を歩まれる農家を広げましょう。
 信者さんへは、私が奨〈すす〉めているからと言って、みずほ会に協力して貰〈もら〉うよう努めてください」(「みづほ日本」昭和56年10月号)
 このお言葉をうけ、愛善みずほ会は、近代農法がもたらした諸々〈もろもろ〉の弊害、ことに地力の減退と農薬の害を取り払い、環境破壊を伴わない、味の良い農作物を生産する農業に向かって、新しく出発することになった。
 昭和62年「人類愛善新聞」年頭所感で、三代教主は、
 「かむながら おつちのこころになるならば このよにふそくひとつだもなし
 いろいろの理くつをやめて 土の恩かみしめてみよ かみのありかを
 (人類愛善会)二代総裁(出口すみこ二代教主)のこれらのお歌を深く思い、お土のご恩を感謝するくらしを実践し、無限にいのちを育て、すべてを抱擁するお土の心になって、このこころを広めるために、地道な精神運動を展開し、世界の平和に寄与させていただきたいと願うものでございます。
 お土のこころに誰もがなるようになどと申しますと、愛善世界の招来のためには、たいへん遠い道のりのように思われましょうが、実はもっとも確実な、従ってもっとも近い道であり、それ以外にはないと信じるものでございます」
と、だれもが〝お土のこころ〟になることこそが、愛善世界(みろくの世)実現への道だとお示しになっている。